最近読んだ本
コメントで紹介いただいた
「一瞬の風になれ」が、
170人待ちでまだ借りられない
仕方ない・・・
佐藤多佳子さんの他の作品を
読んでみよう
ということで、
「黄色い目の魚」
この年頃の子どもの感情が、
凄くリアル・・・。
知ってる、こういう感情の動き・・・って思う。
でも、この年頃特有の物の捉え方や考え方は
やっぱり嫌いだ・・・。
高校生時代から20代の自分が嫌いだから・・・。
傲慢で不遜で尊大で自分勝手で、
自分の心を守ることだけに汲々としていて、
思いやりなくマナーも常識もない。
本当にイヤな娘だった。
せっかくのおもしろい本だったのに、
醜い自分を思いだしてすっかり凹んでしまった。
この本の中では、特に「黄色い目の魚」の章が好き。
不器用でまっすぐな少女の心が傷ましい・・・。
凹んだ気持ちを、
励まそうと読んだのが、
大好きな澤田ふじ子さんの本。
足引き寺閻魔帳
禁裏御付武士事件簿(神無月の女)
どちらも京の都が舞台。
美しい文章、元禄期の平民の暮らしの美しさ。
いいな~~~
時代小説を読んでいると、
自然界にある物だけに囲まれて暮らしていた時代に、
行ってみたいな・・・という思いが強くなる。
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