アクティブの今年のメイン企画。
門野晴子さん原作の
「星の国から孫ふたり」の上映会。
とりあえず、チラシの配布だけしたけれど、
配給元の「パオ」さんとの交渉はこれから。
まずは・・会場が手配できるか心配で、
昨日
e~raさんに相談に行って来た。
館主さん、とっても良い方
「星の国から孫ふたり」は、
自閉症という障がいのある孫達と、
実の祖母との関わりを描いたお話。
原作とは大幅に変わっているらしいけれど、
より身近な話として感じられるように設定されているらしい。
この映画、多くの方に観て欲しい。
自閉症のある人やその家族など、関わりのある人たちだけでなく、
まるきり知らない人たちにも観て欲しい。
そして、知って欲しい。
ただ生きていくことだけでも、何かと大変な人たちがいて、
その人達もキラキラ輝く、尊い命を生きているんだと言うことを。
人は誰でも、誰かに支えられ、誰かを支えて生きている。
それは家族や友達・・・という、知り合い同士だけのことではなくて、
通りすがりの人であったり、バスで隣り合った人だったりもする。
誰かが困っていたら、困っていない誰かが手をさしのべる。
思いやりの心で想像力を働かせ、相手の立場に立って考えること。
それが心のユニバーサルデザインだと思う。
心のユニバーサルデザインが、行き渡った社会になって欲しいと願っている。
そうすれば、自分を含め多くの人たちが、
生きて行きやすい社会になるだろう・・・と思うから。
そのために、どんな人がどんな時に困ってしまうのか、
いろんな「困った」を知っていくことが必要だと思う。
まったく知らないことに「想像力」を働かせるのは難しいことだから・・・。
この映画も、そういう「知ってもらう」ための活動の一つ。
アクティブの冊子「ふしぎわ~るど」が思いの外売れて、
少しだけれど収益が出ている。
今度はこのお金で、地域社会にお返しをしたい。
そう思って、今年度の計画を考えた。
講演会で立派な先生に来てもらおうか?
それとも、研修会を企画しようか?
など、いろいろ考えた末、たどり着いたのが福祉映画の上映会。
「ふしぎわ~るど」が生んだ利益を還元するつもりだから、
多少の持ち出しは、覚悟の上の企画。
でも、資金が潤沢にあるわけではない

昨年度は「ふしぎわ~るど2」を出したから、ある程度の収益があったけれど、
今年度は本を出す予定はないので、会費だけの収入。
何をするにも費用はかかるので、ありったけを使ってしまうわけには行かない

(ふしぎわ~るど3を作る気になっても、予算がなければできないし)
チケット300枚が完売できたとしても、
会場費やチラシ代、ポスター代、チケットの印刷代などは、
総てアクティブの持ち出しになる。
20万弱ですむかどうか・・・。
もし、チケットが半分しか売れなかったら・・・?
と考えると、非常に恐ろしい
上映会は、来年1月を予定している。
1日だけの上映。
(予算の関係でそれ以上フィルムを借りられない)
成功しますように
さあ、企画書作らなきゃ