
前々から気になっていた、
高校の見学に行ってきました
ここの学校はとても特色のある学校で、
国内でも数少ないシステムなのだそうです。
教科も工夫されていて、おもしろそうでした。
主にお話をうかがったのは「定時制」についてです。
ここの定時制は3部制。
昼間に2部、夜間に1部あります。
単位制なので「何年間で卒業しなければならない」という縛りはありません。
その代わり、自分で計画を立て、自分で学習していかなければならないという厳しさもあります。
他の部の授業も受けられるので、最短3年間で卒業できます。
逆に、少しずつ長い期間学び続けることも可能です。
授業風景も、窓から見せて頂きました。
少人数で学べるし、クラス単位で活動する訳ではないので、
人付き合いの苦手な子どもにとっては、居心地良いかもしれない・・・と、思いました。
新しくできたばかりの学校です。
多分、まだまだ模索は続くのだろうと思います。
良い学校に・・・育って行って欲しいと願います
さて、小中学校では、特別支援教育という考え方が始まっています。
けれど、高校ではほとんど意識されていません。
「そういう子どもたちが、教室の中にいる」事にさえ、気付いていない学校が多いのが現状です。
今日うかがった学校では、そういう支援の必要な子どもたちがいることを認識していました。
ただ、その子どもたちへの個別の支援は、まだできていないのだそうです。
存在に気付いているだけ、他より進んでいるのかもしれませんが・・・
配慮をしていく為の体制がつくれないという、今の状態を改善していけるよう、
親たちは、まだまだ頑張らなければいけないですね