
違法ではない。
でも、なんだかすっきりしない。
市長が政治資金パーティー。
参加者は企業経営者を中心に1200名。
一市民としてあまり良い気はしない。
企業経営者中心の政治資金パーティーが、企業中心の政策に繋がらないか?
たとえ、幾らお金をもらおうが、政策には関係ないと言い切る人だとしても、
李下に冠を正さず・・・というではないか。
それでなくとも企業に推されて市長になった人なんだから。
どうせ企業経営者と繋がりの深い市長なら、
子育て支援政策やニート&フリーター政策・障害者雇用政策などに、
もっと具体的に多くの企業の協力を得て欲しい。
市内の大手の企業で、社員に積極的に育児休暇を取らせるとか、保育所を併設させるとか。
パートやアルバイトなどではなく、大々的に正社員雇用を進めるとか。
障害のある人たちの雇用を積極的に取り入れ、就労形態を研究するとか。
そういえば、先日マニフェストを実現するための
工程表が出されました。
市長の打ち出した「第三子に出産助成10万円」という施策、
本気で子育て支援に効果があると思っているのだろうか?
出産費用よりその後の子育て費用の方が、ずっとずっと大変。
なのに、子育てに掛かる費用を作るために子供を預けて働こうにも、保育園が少ない。
だから、預けられず困っている「待機児童」は減らない。
放課後児童会もいっぱいで、入れない子がたくさんいる状態・・・。
そんな状況を見ていたら、幾ら子供が欲しくても不安が先に立ってしまって、
産む事を躊躇してしまうのではないだろうか?
特定の人にお金を渡す助成金という形の政策より、先ずは、
子育て世代が「安心して子供を育てられる環境づくり」が必要じゃないかな?と、私は思う。
その資金をもっと多くの人に役立つ政策に使うことは出来ないのだろうか?
市長の言う「子供第一主義」の理念とはなんだろう?
聴いてみたいです。
そして、市長にも子供を育てている人たちの声を、聴いて欲しいです。